企画名:「ある本屋」
概要:隔月開催の報告会と、その報告会記録集の刊行
目的
・本や映画などの作品をフェミニズムの観点から読み解くことで、世界を見る目の解像度を高めること。
・安全な場でフェミニズムをテーマに語り合うことで、参加者どうしでエンパワメントしあうこと。
・その様子をまとめた本を定期的に刊行することで、未来の私たちが参照可能な「歴史」をひとつでも多く残すこと。
・上記を繰り返すことによって、個人個人と社会の「現在」をよりよいものにしていくこと。また、その「現在」を参照可能な「過去=歴史」とすることで、「現在」の改善を半永久的なものにすること。
報告会について
隔月開催(開催日時は要検討=曜日&日時を固定するかどうかは様子を見ながら)
会場:本屋lighthouse店内奥の部屋/配信:zoom参加&ツイキャスのグループ配信
参加費:店内参加→購読料金+500円/配信→購読料金のみ(詳細後述)
定員:店内→5名/配信→制限なし
時間:120分
進行役:町田彩夏さん
当日の流れ・方式
第1部40分、休憩10分、第2部40分の予定(でしたが、第2回までやってみてなんだかんだで2時間くらいやらないと足りないことがわかりましたので、会の流れはその都度流動的に行ないます)
第1部→課題図書をフェミニズムの観点から語る時間。課題本は事前に読むことを推奨しますが、未読でも大丈夫です。
*第1期(2021.05〜2022.03)は北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房)で扱われている本や映画などを主な課題対象にしていましたが、第2期(2022.05〜2023.03)は幅広く「フェミニズム関連本」とします。
第2部→フェミニズム報告会。最近のトピックを身近なことから社会的なことまで報告あるいは相談し合うことで、参加者のエンパワメントを図ります。
*配信参加について→第2期よりzoomでの参加を開始します。マイクやカメラのオンオフは参加者各自でご判断ください。表示される名前も匿名でかまいません。これまで通りツイキャスでの視聴(とコメント参加)も可能です。
後日→まとめの配信。報告会の様子を部分的にピックアップしたもの+会の音声ファイル(重くなければ動画ファイル)を後述するニュースレターにて配信します。
参加方法
・「ある本屋」専用のsubstack(ニュースレター配信サービス)を購読していただきます。substackについては後述。
・購読料金は月額5ドル(ファッキン円安)または年間購読で60ドル(ファッキン日本政府)です。現状、substackが日本円対応をしていないようなので当面はUSドルで。
・配信参加はこのレターの有料購読をしていれば随時可能です。
・店内参加はレター購読+500円にしています。当日に追加で500円をいただきます(開始前に受付=レジにてお支払いください)。
・店内参加の申し込みは専用サイトにておこないます(サイトURLはその都度ニュースレターにてお知らせします)。
・配信参加はzoomおよび「合言葉」によって入室可能なツイキャスのグループ配信を使います。zoomの招待リンク、ツイキャスの配信URLと合言葉は会当日に配信するsubstackのニュースレターにてお送りします。
・配信はリアルタイムじゃなくてもツイキャスにて観れるようにします。
*月額/年額による購読という形を取ってはいますが、仕組み的には単発=その会かぎりの参加も可能になっています。気になる作品のときだけの参加=購読も大歓迎ですし、出たり入ったりも自由です(各自アカウントメニューで無料/有料購読の切り替えが可能です)。
注意事項
・すべての発言及びツイキャス上でのコメントは記録され、後日配信されるまとめや書籍化の際には掲載される可能性があります。「ここは掲載不可で」という発言やコメントがある場合はその都度お知らせください。
・配信は基本的に音声のみです(画面を映す場合にも町田さんや運営を除き、店内参加者の顔などは映らないようにします)。
・当面の間は、店内参加者は女性のみ(トランスジェンダーやノンバイナリーなどを含む)とします。男性は配信参加をご利用ください。今後、男性のみ/ジェンダー不問の会なども開催予定です。
・本屋lighthouse店主(男性)は基本的には本屋側に在席、奥の部屋にて開催される会の運営は町田さんにお任せします。機材トラブルなど、場合によっては店主が入室する可能性があります。
・店内参加者が0のときは関口が話し相手として参加します。
・参加費は書籍化の費用に充てられるほか、会の運営費にも一部使わせていただきます。
・参加者に対する明確な攻撃またはその意思を確認した場合、加害者の購読は強制的に解除いたします。
・運営方法などは随時変更の可能性があります。ご理解ご協力いただけると幸いです。
substack(サブスタック)について
以下のリンク先に飛び、メールアドレスを登録していただきます。
https://lighthousefeminism.substack.com
①「subscribe」ボタンを押す(あるいはボタン横の空欄にメールアドレスを記入してsubscribeを押す)
②プラン選択でAnnual(年額)かMonthly(月額)を選ぶ
③クレジットカード情報を入力して、subscribeを押す
・いわゆるメルマガ型のサービスです。メールにて毎回の報告をお届けします。
・メール本文に記載のリンクから、ウェブ上でも閲覧が可能です(いま読んでいるこれがそうです)。
・退会=購読解除はいつでも好きなタイミングで可能です。毎回Twitterなどで告知はしますので、参加したい作品のときだけ購読するのも大歓迎です。
*Free plan(無料)だと会の告知のみ閲覧が可能です。基本的にはこのプランで登録しておいて、参加したいとき/報告を読みたいときだけ有料購読にする、という方法も可能です。
1期目:初回(プレ)開催概要
日時:2021年5月21日(金) 18:30〜20:00
対象作品:チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』
→原作本と映画の両方を対象とします(本と映画の両方を事前に確認できてたら最高、片方でもGOOD、どちらも初見でもOKです)。
1期目:第2回開催概要
日時:2021年7月16日(金) 19:00〜20:30
対象作品:カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
→原作小説、映画(2010年)、舞台版(日本/2014年)、ドラマ版(日本/2016年)どれでも歓迎です。さまざまな比較ができると面白いので。未読/未聴でもOK。
店内参加申し込みはこちらのレターから(有料購読すると閲覧が可能になります)
1期目:第3回開催概要
日時:2021年9月18日(土) 19:00〜21:00
内容:今回は特別版です。先日起きた小田急での事件とメンタリストの優生思想発言を中心に、あらためて差別やヘイトについて考えたいと思います。同時に、私たちが感じた恐怖や不安、怒りなどを共有することで連帯とエンパワメントを図ります。本屋の奥の部屋とパスワードを知っている人のみが入れる配信会場というクローズドな場所で、連帯とエンパワメントを。もちろん聴いているだけでもOKです。各々のスタンスでご参加ください。*課題の作品は特にありませんが、会の途中で多くの作品・著作・評論などが言及されるかと思います。
店内参加申し込みはこちらのレターから(有料購読すると閲覧が可能になります)
1期目:第4回開催概要
日時:2021年11月26日(金) 19:00〜21:00
内容:特別版「ジェンダーと政治」
1期目:第5回開催概要
日時:2022年1月29日(土) 19:00〜21:00
内容:「性」から考えるユートピア・ディストピア
1期目:第6回開催概要
日時:2022年3月26日(土) 19:00〜21:00
内容:「檻」から逃れる
2期目:第1回開催概要
日時:2022年5月28日(土) 19:00〜21:00
課題本:イ・ミンギョン『脱コルセット:到来した想像』(タバブックス)
2期目:第2回開催概要
日時:2022年7月23日(土) 19:00〜21:00
課題本:清水晶子『フェミニズムってなんですか?』(文藝春秋)
2期目:第3回開催概要
日時:2022年9月30日(金) 19:00〜21:00
課題本:エリス・ヤング『ノンバイナリーがわかる本』(明石書店)
2期目:第4回開催概要
日時:2022年11月25日(金) 19:00〜21:00
課題本:レスリー・カーン『フェミニスト・シティ』(晶文社)
以上、会の説明でした。運営方法などなど、いろいろな面で手探りのなかでのスタートとなりますが、可能なかぎり安全で快適な場にしていきたいと思います。ご理解ご協力いただけると助かります。質問などはbooks.lighthouse@gmail.comまでお願いします。
本屋lighthouse 関口竜平
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