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7/16『わたしを離さないで』まとめ①
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7/16『わたしを離さないで』まとめ①

第2回のまとめです。
今回もツイキャスの録画を音声データにしているので、4つに分かれています。
iPhoneの録音機能、あまりにも性能が良すぎて扇風機の音までガッツリ拾っていてうるさくなってしまいました。笑
次回はもう少し改善したい……。

30分ごとに1つの記事になってます。
音声ファイルは読書会中のすべての音声が入っていますが、記事本文中には店主関口がポイントかな?と思った部分をいくつか抜き出します(配信参加のかたのコメントも含む)。


先に進行・町田さんの板書を貼っておきます(今回は半分くらい関口もポイントを提示しました)。


・ヘールシャムの先生はほぼ女性
→男性はジェラルディン先生のみ?(映画には未登場)。ケアの役割は女性のもの、という描き方か?
→ヘールシャムに物資を納入する人は男性。ぶっきらぼうで無骨な態度で描かれてる。

・日本のテレビ版は人権活動家が登場して主人公と会う場面がある
→原作より「開かれた」物語になっている?

・クローンは試験管ベビーなのか、代理母なのか、気になる
→母親の存在やその方法が不透明化されている。
→生命倫理が怪しい医療?
→お金持ちしかクローン作れない?

・「癌がない時代に戻れますか?」という問い
→ガンが治せるということがわかってしまった後に、その技術を捨てられるのか=これもまた生命倫理の問題。
→クローン人間以外の方法が見つかればいいけど……。
→社会全体がクローン人間で治療することをよしとする倫理観なのか、ごく一部の極端?な人たちの間でのみ行われていることなのか。