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まとめ記事③:第6回「檻」から逃れる

「彼女たちの断片」という舞台。中絶をめぐる女性たちの物語。マイボディーマイチョイスがなぜ女性にはできないのか。社会構造の問題を問う必要がある。家父長制は解体されたことにはなってるけど、実際には現存している。戸籍制度を筆頭に、私たちの意識レベルに刷り込まれている「男性上位」という感覚。

・ワインを乳房に喩える男→田畑信太郎。自分の性器(陰茎)で喩えないのはなぜ?女性を所有物と認識してるからではないか。ワイン同様ある種の「コレクション」として認識している。俺はこれだけいいワイン/女を知っているぜ、というアピール。

・男女のカップル間でもカップ数の話はナチュラルにする(女性から話題にすることもある)のに、陰茎のサイズとかは話題にならない傾向がある。

・乳房は公、陰茎はプライベート、的な価値観が浸透してしまっている?

・『自分ひとりの部屋』について→「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分一人の部屋を持たねばならない」という有名な1節。現代における、住宅展示場での「内見で夫に書斎妻にキッチン問題」と通ずる?男性には仕事や趣味の部屋が案内されるが、女性には家事労働の部屋のみ案内される。


④に続きます。

「ある本屋」@本屋lighthouse’s Newsletter
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本屋lighthouse(ライトハウス)〈幕張支店〉