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まとめ記事①:第6回「檻」から逃れる

今回も前回同様、動画をそのまま載せます。
全部で4つのレターです。

相変わらずはじめの数分は音声チェックなどしてますので飛ばして大丈夫です(2分くらい)。


当日の板書、こちらになります。


・フラッシュ(犬)の繁殖期のおける盛んな性行動。犬はそれが許される(笑い話になったりして許容される)のに、人間は?そして男女間でもその許容度に差があるよね、という話。社会に求められてる道徳的規範に差がある、ダブスタ。

→この規範の差によって、社会の中でのあらゆる行動への制限の度合いも変化する。女性は自由に恋愛もできない(から、物語後半で主人公の女性はイタリアに駆け落ちする)。

・犬の美しさの基準や血統の良さにつての記述が列挙される部分。ルッキズムや階級意識、血統主義的な文脈で理解可能。後半にフラッシュが皮膚病になって毛皮を刈る流れに繋がっている?

→フラッシュは毛皮を刈ってしまうことで「何者でもなくなった」感じがして「気が楽になる」。男らしさの呪縛からの解放、とも取れる。

・避難所で犬よりも保障されない女性の人権。

→避難所運営は各自治体が担ってることが多い。自治体の長は地域のおじさんとかおじいちゃんが多いから、女性の身体に関する知識も乏しい。性被害についての理解も不足している。犬権>女性の権利になりがち。


②に続きます。

「ある本屋」@本屋lighthouse’s Newsletter
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本屋lighthouse(ライトハウス)〈幕張支店〉